バラの本が届きました

ヤフオクで入手した鈴木省三さんの1991年出版の「RA ROSE ばら・花図譜」が今日届きました。
1400円で入手したのですが購入してから気が付いたら定価は25000円もする本だったのです。

ほぼA4サイズの大きさで400ページの半分はカラー写真となっている重厚な大型本です。
1991年といえばまだバブルの時代でこの時代だったから出版できた本なのでしょう。






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目次を見るとこの時代のバラの動向がわかります。
ハイブリッド・ティ・ローズ、ティ・ローズ、フロリバンダ・ローズ、ポリアンサ・ローズ、ミニアチュア・ローズ、
クライミング・ローズ、ハイブリッド・パーペチュアル・ローズ、シュラブ・ローズ、原種、亜種、原種間交雑種が
1000種以上紹介されています。
紹介されているバラはHTが半分を占めていてORはTが2ページ、HPが4ページしかないというのも
この時代のバラ事情を表しています。
しかし原種、亜種、原種間交雑種は充実していて鈴木省三さんの意気込みがうかがえます。

私にはこれからこの原種、亜種、原種間交雑種の画像を見ることと
バラの起源と文化史から世界と日本のバラ園までの40ページの内容を読めることが楽しみです。





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ノイバラ                                                   4/11

さて、今日は小雨模様で気温は3月上旬並みの8℃までしか上がらないという寒い日でした。
この寒さの中でも雨となれば滴を撮るとということにしているので実行です。






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薔薇物語                                                  4/11

このバラはこの春初めて咲くのを見ます。
後ろのシェッドの屋根に沿わせるつもりで購入したものです。






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今日のおまけは雨の中でようやく咲き出した水仙です。
寒く暗い今日の天気の雰囲気が出ているのではないでしょうか。







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ブック・カフェ

この田舎町に素敵なブック・カフェができました。

昨年の秋にプレオープンのときに行ったときは面白い本があって
私好みの古本屋ができると楽しみにしていたのです。
11月20日に正式にオープンしたということは知っていたのですが
しばらく行きそびれていてようやく行ってきたのでした。



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看板には本とパンとコーヒーと書かれていました。
店の名前はNABO.でネイボと読むそうで
デンマーク語で隣人という意味だとのことです。




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道路側から見た店舗の外観です。
ここは旧北国街道に面していて白壁の大きな建物の一部を使っています。
この写真を撮って初めて分かったのですが昔は紙屋さんの店舗だったようです。

左側の窓に店の名前が入っていますがとても古本屋には見えません。
昔はこの道路から出入りしていたのでしょうが
このブック・カフェの入り口は右側にある駐車場の奥から入っていくようになっているので
はじめての人は戸惑うでしょう。




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ここが入口です。
いかにも街道筋らしく奥には立派な蔵が見えています。
なんとなく喫茶店らしい雰囲気でとても古本屋には見えません。
実は以前も喫茶店が入っていたのだそうです。




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壁には本が飾られていてブック・カフェの雰囲気があふれています。




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看板にあったようにパンが並んでいました。
この画像の倍はあるショーケースの中には20種類以上のパンがあったと思います。

前も喫茶店だったと書きましたが
その時は軽井沢のパン屋さんのhalutaの経営者がオーナーだったことから
そのまま継続してhalutaのパンを売るようになったようです。
私が行っている間にもパンだけを買いに来ている人が何人もいてびっくりでした。
私は知らなかったのですがhalutaのパンは有名らしいですよ。




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カウンターのほかにテーブルがあちこちにあるのですが
2階のこのテーブルが落ち着きそうです。
冬の陽だまりの中でコーヒーを飲みながら本を選ぶなんて
気持ちがいいだろうと思ったのでした。




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店舗の中にはこんな遊び心あふれたディプレイもあるのです。
もちろん書架にはたくさんの本がありますが
私が最初に来た時にいいなと思ったのは
視覚的にちょっと遊び心のある本の品揃えだと思えたからです。




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実は今回びっくりしたのは立派なサボテンというのか多肉植物というのかわかりませんが
変わった植物があちこちに並べられていたことでした。
これらは単なるディスプレイとして飾ってあるだけでなく商品でもあるのです。




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どれも皆違った品種で本を見るのと同じくらい時間をかけてみてしまいました。
本とパンとコーヒーの店という看板でしたが
さらに多肉植物という文字も加えたらよいのではと思ったものです。

でも、そうして興味深そうに見ているのは私くらいで
ほかに来ていた方々は書架だけを見ていましたね。




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たくさんあるなかで私がほしいと思ったのはこちらです。
残念ながらお値段も立派で見るだけです。



気がついたら肝心の書架の画像がありません。
それでもたのしそうなブック・カフェだと感じてもらえたのではないでしょうか。



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今回私が買った本をUPしましょう。

「図説世界史を変えた50の植物」です。
このようなタイトルの本はこれまでにも目にしていて興味がありました。
これまでの本と違って図説と謳っているだけあって
美しい植物画、古い写真さらには古い絵画などをふんだんに載せてあり
見ているだけで楽しくなります。

なんとこの中にはイネやコムギといった主要作物に混じってバラも入っていたのでした。
さすがにバラというひとくくりでは書けないということで
ロサ・カニナをタイトルにしていました。
早速読んでみたのですが、古いカニナの植物画が3点も載っているのはいいのですが
内容は細切れのトピックスを集めただけで
とても世界史を変えた50の植物に値するものではありません。
どうせならクレオパトラとかジョセフィーヌのことでも書いてくれれば
世界史を変えたというタイトルに近くなっただろうと思ったものです。

話はそれてしまいましたがこんどはどのような本が見つかるか楽しみです。


書き忘れていましたがこのブック・カフェは
古書買取大手のバリュー・ブックスの実店舗です。


MY Roses 2011

今日も寒かった。

このところの不順な天候のおかげで「My Roses 2011」を
思ったより早く仕上げることができました。

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いつものように2冊を作ったのですが
これまたいつものように不満足な仕上がりになってしまいました。


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2冊共に丸背にするはずだったのに
途中で手順前後になってしまい急きょ一冊は角背になってしまいました。

本文は一応満足できる仕上がりになったのですが
肝心の表紙がどうもうまく出来上がりません。
初めて見た人はそれなりの出来だと見てくれるでしょう
ということでとりあえずOKとしておきます。


中身もUPしてみました。


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見返しは私がバラの栽培を始める前からあった
品種不明のバラを印刷しています。
数年前から同じバラなので今年は変ようと思ったのですが
また使ってしまいました。


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写真集を作る場合一番っ大変なのは画像の選定ですが
今年はがんばって160種、156ページとなりました。
ちなみに「My Roses 2010」は65種、87ぺページでした。

このシリーズはすべて自分の栽培しているバラを載せています。
まんべんなくすべてのバラをきれいに撮っていればよいのですが
極端に偏ってしまっていて画像を選ぶ段になって
どうしてこのバラを撮ってないのだろうということがいくつか出てきます。


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昨年は一品種で4ページを使ったものがあったのですが
今年は2ページが最大で一品種一画像としたものが増えています。

ところどころ文字も入っています。
備忘録のようにその品種について思いついたことを
書いているのです。


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このように見開き2ページを使って一品種を載せると
品種特性もわかってよいのですが
今回のページ数が製作上のほぼ上限なのでやむをえません。

巻末には索引もつけています。
画像の順番は適当なので索引がないと不便なのです。


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奥付けもちゃんと入れています。
鴻呂館というこけおどしのような立派な名前は
たしかに場違いなのですが
たまたまこの近くに鴻呂館という地名があるので
ちょっと借用したということです。


いつも2冊作るのは一冊をバラ友さんにあげているからなのです。

ここでちょっと業務連絡。
国バラを見てから帰られるそうなので帰った頃に送るようにしますのでお待ちください。
なお送るのは角背のほうですがご勘弁を。

たまには本の話を

しばらく前に池袋のジュンク堂で暇つぶしをしていました。
そこで目に入ったタイトルが「コーヒーテーブル・ブックス」。
コーヒーそして本と好きなものが二つも並んだタイトルに
何の迷いもなく手に取ったのでした。


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コーヒーテーブル・ブックス(堀部篤史著、mille books刊 2007/6/30)は
装丁も製本(ペーパーバック)のスタイルも1960年頃を感じさせる雰囲気があり
今風でない雰囲気も気に入ったのでした。

内容は一つ一つが新鮮なことばかりで
文章が独特の語り口で読みやすく一気に読んでしまいました。

まずはコーヒーテーブル・ブックスの意味です。
序文の最初に説明されていますが
きちんと定義されている言葉なのでした。
それは
「持ち上げて読めないほど重量感のある、大判で図版が満載の豪華な本。
内容は適度にエキゾチックで、大衆がうらやむよううなライフスタイルが
描かれており、たいていの写真は芸術的でインスピレェーションに満ちた、
というよりもごく凡庸なものである。つまり、インスタントかつ安全無害な
空想に束の間耽ることが出来る本、それがコーヒーテーブル・ブックである。」
というものだそうです。

富豪の家の応接室のコーヒーテーブルに置かれ来客の手慰みになるような本
のことだということも説明されていました。

筆者はこのような本を頭に入れて
この本では
持ち歩いて読むには重すぎる、もしくは文庫本のように乱暴には扱えない
ちょっと珍しいもの、
実用や芸術性を離れてそこにもうひとつの物語を読み取ることのできる本、
持っていたって役に立たないけれど、
書斎やリビングにおいてあるとちょっと嬉しい、
そんなビジュアルブックを紹介しています。
ここでは写真集や、デザイン書、絵本など23点が取り上げられています。

私には書かれた内容がすべて新鮮で「へぇ~」という声を出してしまうものばかりでしたが
そこからさらに頭の中に入ったことを書いてみます。


「失われたダイナーを求めて」
この中でダイナーという言葉を知りました。
ダイナーとは「食堂車」が語源でだそうです。
アメリカで鉄道が発達した19世紀後半にできた食堂車が
自動車の普及によって食堂車がそのまま路上沿いに固定されるようになり
それを路上型に改良した誰にでも親しみやすい軽食堂を
ダイナーと呼ぶとのことです。

個人経営のこのような食堂は
その後でてきたファーストフード店に太刀打ちできず減少してきているのです。

このタイトルの内容は消えゆくこのようなダイナーを訪ねる旅を記録した
本の話だったのです。

私にはダイナーという言葉はここで初めて知りました。
日本ではファーストフード店はあたりまえですが
ダイナーというアメリカ人にとって郷愁を誘うというこのような店のことを
全く耳にもしないのは不思議ですね。



このほかにも「ティファニーのテーブルマナー」の本の話とか
「Rock And Other Four Letter Words」の
フォー・レター・ワードのことなど
書きたいことがたくさんあるのですが長くなったので
今回はこれまでとします。



今日は晴れていたのですが
西北西の強い風のせいで体感的には零下の気温だと感じました。
この中でバラの移植用の穴を5つ掘りました。
久しぶりの力仕事で足の内腿が痛くなってしまいました。
こうして春に向かって体力がついてくるのでしょうか。

青いバラ

青いバラの話ではなくて「青いバラ」という題名の本の話。

一カ月くらい前に
ひょんなことからこの本のことについて話題にしているブログを見て
自分が持っている本であることを思い出して読んでみた。

題名「青いバラ」
作者 最相葉月
出版社 小学館
発行日 2001年5月20日

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そのブログでは明治時代に入ってきたバラには
日本名を付けて売られていたが
名前を付けたのは女性だということが
この本に書かれているというものであった。

この本は出版されてすぐに私がまだ札幌にいた時に買ったもので
読むこともなくこちらに持ってきてあった。
本棚に入ったままで見た通り背表紙は日に当たって変色している。

この本を買ったときはバラの栽培はしていなかった。
当時バイテクに係る仕事をしていたことから
遺伝子組み換えによって青いバラを作る話が書かれているという記事を見て
興味本位で買ったのであった。

結局読むことはなく本棚に10年間入ったままだったのであるが
買った当時読んだとしても500ページに及ぶ分厚い本を
最後まで読み通すことはなかったと思う。

なぜならばこの本は
遺伝子組み換えによって生まれようとしている青いバラの状況を縦糸に
鈴木省三の人生を語ることを記述しているもので
ミスター・ローズと呼ばれた鈴木省三について興味を持たなければ
この本を読みとおすことはできないだろう。

実際、5章に分けて書かれた内容は
第3章の鈴木がたどった足取りにもっともページが割かれている。
その内容は丁寧に調査された資料に裏打ちされていて
読み応えがある。

この中にバラに日本名を付けた女性のことが出てくる。
このほかにも目から鱗と言おうか興味深い事例が次々と記述されていて
バラ栽培を始めてからようやく周りを見る余裕が出てきた私には
最適な時期に読むことができたと思う。

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ブルー・ヘブン(Blue Heaven)           10/1


この本が出版された10年前には
まだサントリーからは青いバラは発売されていなかった。
この本では鈴木省三が口にした
「あなたは、青いバラができたとして、それが美しいと思いますか」という
文章が繰り返し出てくる。

その後サントリーからは遺伝子組み換えによって作られた
青いバラとしてアプローズが発表された。
私はまだ見たことがないけれど
バラ愛好家にはそれほどの評価はされていないらしい。
サントリーはまだ完全な青いバラ(商品として)はできていないというであろうが
鈴木が言ったことばは心に響く。



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