ウジェーヌ・ド・ボアルネ

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ウジェーヌ・ド・ボアルネ(Eugen de Bauharnais)                         2015/9/25

このバラはどのようなバラなのか何も知らずに買ったバラの中の一つでした。
咲いてみたら印象的な色合いでラッキーと思ったものです。
それでこの名前はなんとなく記憶に残っていたのですが
昨年買った本を読んでいたらこの名前の人が出てきて
その時もしかしたら私の持っているバラの名前がこの人なのではないかと感じたのです。





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          ウジェーヌ・ド・ボアルネ(Eugen de Bauharnais)     2015/9/27

調べてみたら私の予想が的中しました。
なんとジョセフィーヌの子供の名前だったのです。
ジョセフィーヌはナポレオンと結婚する前にボアルネ子爵と結婚していて
ジョセフィーヌの名前がJosephine de Beauharnaisで
子供の名前がEugen de Bauharnaisだったのでした。





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読んだ本というのがこの「ヴェネツィアのチャイナローズ」です。
題名に惹かれて買って
最初はフィクションだと思ってパラパラと見ただけで積読だったのです。
何かの拍子にノンフィクションだと知ってにわかに真剣に読み通しました。

内容はイタリアの貴族の末裔の男性が先祖の領地だったところで
なかば野生化したオールド・ブラッシュに似たバラを見つけて
このバラの素性を探索する物語です。

この男性の先祖はジョセフィーヌの側近で
ジョセフィーヌがコレクションしたバラの一つをもらったのではないかというところから始まるのです。
ウジェーヌ・ド・ボアルネのことは書き出しの最初の方に出てきて
ナポレオンがイタリアを征服した時に
ジョセフィーヌの子供、すなわちウジェーヌ・ド・ボアルネがイタリア副王の座についたと書かれていました。

これだけではこのバラがウジェーヌ・ド・ボアルネだということにはなりません。
Help Me Findで調べてみたら1838年に作出され
ウジェーヌ・ド・ボアルネの名前が付けられたとなっていました。
ここでようやくやっぱりそうだったのだということになったのでした。

本にはたくさんの付箋が貼ってあります。
昨年ノイバラのことについて調べていたのですが
ありがたいことに参考になることがたくさん出ていて
このようにたくさんの付箋が付いたのです。

この本はORを育てている方には興味深く読んでいただけると思います。
お勧めですよ。



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日本の野生バラと育種

目下、必要に迫られてノイバラのことについてあれこれ調査中です。
調査の過程でノイバラの専門家の御巫さんにもいくつかお尋ねしてきました。
そのような折、先月の中旬に御巫さんから
今月出る「園芸JAPAN」という雑誌にも日本の野生バラのことを書きましたと
知らせていただいたのでした。
早速取り寄せたのが↓の画像の雑誌です。




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園芸JAPAN 2015年 9月号

この雑誌の名前は全く知らずに御巫さんから知らせていただいた時は
学術雑誌の一種なのかと思っていましたが
来てみたら私も知っていた「自然と野生ラン」という名で出ていた雑誌が
この春に名称変更したものだったのです。
昔本屋で立ち読みしたときは日本のランの雑誌だと感じただけで特に印象には残っていませんでした。

到着した9月号は日本の野生バラの特集となっていたのですが
驚いたことに雑誌の内容の40%ほどをこの特集が占めていました。

見開きを使ったページの川辺に咲くツクシイバラの美しい写真に最初に目を奪われました。
また、御巫さんが書かれた日本の16種の野生バラに加えて
変異個体や手乗り盆栽のバラにも目を奪われてしまいました。
中でも印象に残ったのは巻頭で編集部の方が書かれていたことだったのです。

特に印象に残った後半に書かれている部分を趣旨を違えない範囲で抜粋してみました。

日本の野生バラは16種もあり、それぞれに個性的な魅力をもっている。
日本全国の山野に眠っている豊かな変異個体に目を向けよう。
今回掲載している変異個体を含めてこれらの変異個体は
今後の洋種バラとの交配育種にも十分活躍する力を有しているはずだ。
ここで重要なことは、洋種バラの改良育種のためではなく、
日本の野生バラの育種に洋種の優雅な特性を取り込むというスタンスである。

この提案はいかがですか。
私はおおいに気に入ったのです。
ノイバラを使うのならばノイバラらしいポリアンサをイメージしたらよいのでしょうか。
日本のプロの育種家にぜひ挑戦してほしいものです。

ともすれば華やかな現代のバラに目が行きがちですが
ORとも違う雰囲気の和風な感じのバラを期待してしまいます。



硬い雰囲気になったのでおまけにバラをUPしましょう。




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アルテッシモ(Altissimo)                                              8/30

摘蕾中に切ったバラを室内フォトのつもりで撮ろうとしましたが
残念ながら台所の窓際ということで様にならずいつものスタイルになってしました。
花弁の雫は雨上がりに切ってきたからです。
右下のバラはジェネラル・カバイニャックです。


The Rose Garden of Fukusima

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この本は福島県の双葉ばら園の写真集です。
2011/3/11の前後のばら園の画像で構成されています。
今回、この写真集は昨年秋に出版されていたことを知ったのですが
私はほんの数日前までこの写真集については全く知りませんでした。

数日前、具体的には3月10日の朝
いつものようにハリーの散歩に出かけて帰ってきたら
つれあいがテレビで福島のバラ園のことをやっていたよ、
バラの本も出したらしいと言うのです。

すぐに双葉ばら園のことだとわかって見たかったと思ったものです。
バラの本のことというのは全く分からずなんだろうと思ったのですが
調べようもなくあきらめていました。

その日の夜になっていつものようにブログをあちこち見ていたら
かな。さんのブログに見たかった朝の番組の動画がUPされていたのです。
さらに本のことも具体的にわかりました。
すぐにネットでポチッとしたのは言うまでもありません。

昨日とどいた本が↑の画像の本です。
ごらんのように英語の写真集です。

私は双葉ばら園の3.11を挟んだ写真集が英語で書かれているということに
最初に違和感を覚えたのです。
作者のマヤ・ムーア(MAYA MOORE)さんは
NHKのアナウサーとして出ていた方だということがわかったのですが
なぜこのような写真集を日本人が出版しなかったのだろうかという思いが
強く残ったのです。

もちろん双葉ばら園の写真集を作りましたと言っても
買ってくれる人はそれほどいないでしょう。
しかし、双葉ばら園の写真を撮っている人はたくさんいるはずで
3.11の記録として残していこうと声を上げた日本人がいなかったということが
残念だと感じたのです。

いろいろ大変なことがあったと思われる中で
写真集を作ろうと声を上げたマヤ・ムーアさんの行動はすばらしいと思います。
そしてなによりうれしいのは本当にきれいな写真集だということです。

表紙を外したところが二枚目の画像です。
白地に自己主張することなく収まっているタイトルが好ましいですね。

なによりうれしかったのはバラの写真集はこうであってほしいという
わたしの気持ちをそっくり具体化していてくれることです。
これまで見てきたバラの写真集はほとんどが写真をたのしむというよりも
情報を加えたムックの体裁で写真を楽しめるものがなく
唯一良いと思っているのが梶みゆきさんの「オールドローズ ガーデン」でした。
今回の写真集はこれに次ぐものでほんとうに久しぶりの出版だと思っています。


この本の唯一残念だと思っているのはたくさん載っているバラに名前がついていないということです。
できればバラの名前を入れて日本語で再度出版していただきたいものです。

ともすれば記憶の中から薄れていく3.11のことを
この写真集を見ることで思いを新たにしていくことができると思っているところです。



またやってしまった

今日は雨で最高気温が8℃という一日だったけれど
体感的には暖かいと感じました。
同じような日でもことさら寒く感じる日もあるのはどうしてでしょう。

明日は取り残しのリンゴの収穫をする予定です。
これが終わるとひたすら冬の準備になります。


先週の土曜日に久しぶりに上京しました。
時間があったので池袋のジュンク堂でぶらぶらしていたときに
河合伸志さんの「超図解!よくわかるバラの剪定講座}を見つけたのです。
パラパラと見てすぐに買うことを決めました。



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よくわかるバラの剪定講座

家に帰ってからテーブルの上を見ると見たような本が透明な袋に入っているのです。
手に取って見ると河合さんの所属するペレニアルから送られてきたものでした。

一瞬どういうことなのかわからず息をのんだのですが
しばらく前にペレニアルから出版の案内があり予約していたことを思い出しました。
先ほど調べてみたら10/24に予約していた!
三歩歩けば忘れてしまうという頭の中身を証明した例でしょう。

同じ本を2冊買ってしまったということは
これ以外にもなんども経験しているので驚かないけれど
わざわざ東京から買ってきたらその日に送られてきたというのは
心境複雑だったという話でした。


一日たって気を取り直してこの本の有効活用の方法を考えました。
その結果このブログを見ている方でほしい人にプレゼントすることにしたのです。
コメント欄あるいはメールからお知らせください。
最初に希望された方にお送りしますよ。




外のバラは花ガラも取らず雪をかぶるのを待っています。
今日は気分を変えて春早くに咲いていたバラをUP。


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シャンプニーズ・ピンク・クラスター(Chanpniey's Pink Cluster)5/27

こうしてみると春の光のなんと柔らかなことでしょう。



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リタウマ(Ritasuma)                 5/27

ちょっときれいすぎた感じに撮れてしまいました!



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スノー・ペーブメント(Snow Pavement)        5/27

柔らかな花弁の質感がうまく撮れません。
このバラは意外と納得する写真が撮れないのですが原因はなんでしょう。



DSC_0014-s_20121126185250.jpg
メアリー・ローズ(Mary Rose)             5/28

メアリー・ローズは今もハウスの中で咲いていますが
やはり春の感じには遠く及びません。
この初々しさに比べたら
人生を生き抜いてきた女性というイメージを感じてしまいます。


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