目から鱗


ようやく本日つるバラの誘引が終了しました。
正月明けの風邪、その後の3度にわたる降雪さらにこの冬一番の寒波と
思うように進まなかったのですが終わってほっとするとともに思わず口元がほころびました。
現金なものでもうすぐ終わるとなるとまだ溶けない足元の雪にも冷たさを感じないのでした。

思うように進まなかったといっても1月中につるバラの誘引が終わるというのは初めてで
その原因はこの冬は思いのほか葉の落ちるのが早くて誘引を始めるのが早まったからでした。
これからはブッシュタイプの剪定をして2月中旬くらいに石灰硫黄合材の散布をすれば
冬の作業は終わります。
そうそう、鉢の植え替えが残っていました。
これは2月下旬に始める予定です。





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つるアイスバーグ(Iceberg Climbing)                               2016/6/2

誘引を終えたつるバラは植えてから10年くらい経っているものが多いのですが
どれも下枝がなくなってきて見栄えが悪くなってきました。
枝を下に誘引してたくても新しいシュートが出ないので
せいぜい古い枝を下げるということくらいしかやりようがありません。






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つるアイスバーグ(Iceberg Climbing)           2016/5/30

特につるアイスバーグは新しいシュートが出ないので
だんだん花数も少なくなって寂しくなってきてしまっています。
たまに出るシュートは2mくらい上から出るので使いようがありません。
基本種のアイスバーグがシュートの出ずらい品種だと言われているので
仕方がないのかとあきらめてこの数年新しい苗に更新しようかと思案していました。






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つるアイスバーグ(Iceberg Climbing)                               2016/6/4

そのような折に高木絢子さんが同じような悩みから
新しい枝をほしいところに芽接ぎをしたというブログを見て目から鱗状態になったのです。
芽接ぎといえば若い新緑の枝にするものと思っていたので
老化した皮を剥いで接ぐという発想には目を覚まされました。

さっそく私もやってみたいと思ったのは言うまでもありません。
関東地方などでは今頃芽接ぎをするようですがこちらは寒すぎてできません。
この地方では芽接ぎは秋口にやると活着しやすいと聞いていますが
善は急げで3月に入ったら挑戦してみようと思っています。
うまくいったと報告できるといいのですが・・・。




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カタログ落ちのイングリッシュ・ローズ

昨年の画像を整理していてイングリッシュ・ローズのカタログ落ちの品種が結構あることに気が付きました。
持っているイングリッシュ・ローズは1980年~2000年頃に発表されたものが多いことは認識していたのですが
今回確認してみたら持っている23品種中わずか3品種が2000年以降の発表品種でした。
2000年以降の発表品種はジュビリー・セレブレイション(2002)、ロッキンバー(2002)
それにクレア・オースチン(2007)でした。
このように時代遅れの品種(?)ばかりなのでカタログ落ちが多いだろうということは予想できることです。

DAのカタログはしばらく入手していないのでネットでDAの販売している裸苗のリストを見て
掲載されていない品種はカタログ落ちだとして手持ち品種を確認してみました。
その結果、9品種がカタログ落ちしているのだろうと推測したのでした。

今回この9品種を記録としてUPしました。
品種名の後の年号は発表年です。





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クレシダ(Cressida) (1983)                                   2016/7/24

いかにもルゴサの交配品種というイメージですが柔らかく咲いたときの感じは好みです。





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ザ・ナイト(The Knight) (1969)                                  2016/8/29

古くからカタログ落ちしていて幻のERといわれていました。
一昨年竹串のように細い枝の接ぎ木苗を入手しました。
その年は魅力的な黒赤色の花が咲いたのですが
昨年は枝ぶりはしっかりして立派になったのですが肝心の花が形が崩れて
色合いも前年のように力強い色合いになりませんでした。
肥料が足りなかったのでしょうか、気になるところです。






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ザ・ナン(The Nun) (1987)                  2016/7/26

ERにはこの品種が発表されるまで白花がなく話題になったと記憶しています。
しかしその後クレア・オースチンをはじめ良い白花品種が出てきて消えたのでしょう。





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ザ・ヨーマン(The Yeoman) (1969)             2016/7/24

この品種はデビット・オースチンがねらったORとHTの良いところをとった品種というよりは
HTそのものという雰囲気と外観を示しています。
そのためにカタログ落ちしたのではないかと推測していますが
病気にはめっぽう強くこの点だけでも現在の品種に引けをとらないのではと思っています。





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スノードン(Snowdon) (1988)                                    2016/6/2

こちらもルゴサ交配です。
樹勢が強く毎年強剪定しないと適当なサイズには維持できません。





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ディーム・プルーデンス(Dame Prudence) (1969)   2016/10/25

この花のピンク色は現在のERに匹敵する好ましい色合いだと思うのですが
どうしてカタログ落ちしたのでしょう。
昨年調子を落としたのですが12月に植え替えをしたときに鉢の中に癌腫を発見しました。
切除したのですが回復してくれるでしょうか。





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ドクター・ハーバート・グレイ(Dr Herbert Gray) (1998) 2016/5/30

昨年別の品種を注文した時に代替品で来た新苗です。
そのようなわけで名前も知らないERで全く予備知識なく育ててきました。
もう少し育ててみないと好みかどうかわかりません。





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プラウド・タイタニア(Proud Titania) (1982)         2016/8/5

健全に育っていれば房咲きでもっときれいに咲きます。
しばらく植え替えをしてなかったせいでしょうかシュートが出ず老化した幹になってしまっています。
今年は植え替えをしたので回復するでしょう。





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ルドルウィ・キャッスル(Ludlow Castle) (1999)                        2016/7/30

我が家では古い品種です。
地植えなのですがしばらく不調で原因は癌腫でした。
切除してようやく元気になってきました。
やはりこれ見よがしの華やかなバラよりも柔らかなやさしさのあるこのようなバラが好きです。



カタログ落ちの品種だからというわけではないですがこうして並べてみるとやっぱり地味ですね。
そこがいいのだと強弁してみるのですがどうでしょうか。

ERは1961年に最初のコンスタンス・スプライが発表されてから半世紀がたっています。
発表されてから5年後にカタログに載っていれば一流、10年後も載っていれば名花といえると
今は亡き村田晴夫さんが言っていました。
カタログ落ちの品種があるとは言いながら1900年代の品種がたくさん流通しているのを見ると
やはりデビット・オースチンは偉大な育種家なのですね。







本になったTシャツ

もう去年のことになってしまったことですが年末に変わったものをいただきました。
宅急便で来た小さな荷物は品名を見たら「書籍、衣類」となっていました。
送ってくれたのはうちの親戚筋のインダストリアル・デザイナーの若者です。
いぶかしく思いながら開いてみると本が二冊入っていました。





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サイズは14.5×10.5×2と文庫本のサイズですが厚表紙の本格製本のスタイルです。
タイトルは「本になったTシャツ」で表紙の色は淡いグレー系のベージュ色とでもいうのでしょうか
本格的な重厚な内容を思わせる装丁です。






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開いてみると本文は表紙の背についておらず本文の表紙にはエンボスがつけられていますが文字はありません。






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裏側がら開けるようになっていたので順番に開いていきました。






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全部開くとTシャツの形になりました。
本の形に成型するためでしょう糊が付いていて不自然に見えますが
一度洗えば本来のTシャツになるはずです。

Tシャツのタグには蔦屋書店と入っていました。
送ってくれた彼に聞いたところ彼がデザインしたもので一部の蔦屋書店で売られているとのことでした。

うちの家系はみな硬い人ばかりなのですがデザイナーという職業の人が出るなんて面白いものです。
素材もよく気が利いていて私も誰かに送ってあげたくなったのでした。




このところ他の方のブログを見ているとBISESが休刊になったことが話題になっています。
休刊すると知ったときは私もびっくりしました。
バラを中心とした雑誌はいくつかありますが
バラは美しいという位置づけで作られている雑誌はこの雑誌だけだと思っていました。
バラ園芸の一つの時代が終わったと思うと複雑な気持ちになります。

つるバラの誘引は順調


年明けの風邪もようやく治ってつるバラの誘引に精を出しています。
昨日も頑張ったのですが数日前の雪が解けずゴム長靴の下からじわじわ寒さがやってきて
3時過ぎにはギブアップしてしまいました。
それでも残るつるバラは6本程度になっていて例年になく順調です。
原因はつるバラの葉が落ちるのが例年になく早くて
年末までに誘引を済ませることができたつるバラがあったことによるものです。
私は葉をむしるということがなぜかめんどうというかやりたくないと感じていて
葉が落ちてからの作業が定番になっているので例年だと年明けからの作業になっていました。

つるバラの中で最初に葉が落ちるのはフィリッツ・ノビスです。
この冬もフィリッツ・ノビスから誘引を始めたので今日のUPはフィリッツ・ノビスにしてみました。





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フリッツ・ノビス(Fritz Nobis)                                  2016/5/25

ごらんのようにたくさん咲いているという感じは出ているのですが
雑然と咲いている印象でリズム感がほしいですね。
枝数を減らしてやるとリズム感が出てくると思うのですが
できるだけ全部の枝を使いたいと思ってしまうので詰め込みの印象になるのでしょう。
いつも反省はしているのですがなおりません。





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フリッツ・ノビス(Fritz Nobis)                                  2016/5/24






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フリッツ・ノビス(Fritz Nobis)                                  2016/5/24





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フリッツ・ノビス(Fritz Nobis)                                  2016/5/25

やわらかなピンク色は好ましいと感じていますがなぜかあまり話題に上ってこないのが残念です。






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フリッツ・ノビス(Fritz Nobis)                                  2016/5/30

ワイヤーフェンスから横に伸びた枝を隣のアーチに沿わせました。
早咲きなので5月末なのにもう退色してきています。


明日あたりからこの冬一番の寒気がやってくるそうです。
また一週間くらいはお休み状態になってしまうと思いますが
この冬は余裕で様子見ができそうです。



大雪です

今朝起きたら天気予報通り雪が積もっていました。
しかし、そこそこの雪だろうと思っていたのになんと15cmくらいの積雪でびっくり。
とりあえず写真を撮っておこうとバラ畑に出たのでした。




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パーゴラの上のバラはボルチモア・ベルです。
この程度の枝数なら誘引・剪定を省略できそうだと思っているのですがどうでしょうか。

左側の柵の上の雪の量で積雪の程度がわかると思います。
15cmというよりも20cmといったほうが良いくらいです。





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雪は湿雪で重く多くのバラが地面につくくらい倒れこんでいました。
写真を撮るのもそこそこにバラ畑を一回りして雪を払い落としました。
今のところ枝折れなどの被害はなさそうです。





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誘引の終わっていないつるアイスバーグです。





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剛直な枝のスノードンは湿雪もものともせず直立していました。





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誘引の済んだつるバラです。
こうしてみるときれいだという感じがしません。
今年は誘引が雑だったのでしょうか。
いずれにしても枝数が多いと感じます。



今日は成人式だったのですが我が家の周りにはそれらしい若者はおらず
いつも通りの静かな光景が広がっていました。
やっぱり若い人が身近にいるといいなと感じた日でした。



春に向けて

新年早々風邪で家に閉じこもっていました。
数日で治ると思っていたのにすっきりせず気が付いたらもう7日ではないですか。
天気も良くバラの誘引、剪定をしたくてうずうずしていたのですがどうしようもありません。
でもその代わりひたすら昨年のバラの画像の整理をしていました。

秋から冬にかけてのバラは彩度の落ちた鈍い色合いですが
見慣れたその色合いのバラに変わって春の鮮やかな色彩のバラの画像を見ると
初めて見るバラのようにハッと心ときめくのでした。

整理したバラの画像から新春にふさわしいバラをUPしようと探してみました。
最初は好きなバラはと聞かれたらいつも答えるリバル・ドゥ・パエスツムにしようと思ったのですが
新春らしく華やかな色合いのバラが良いのではと思い直して
ロサ・モエシー・ヒリエリをUPしてみました。





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ロサ・モエシー・ヒリエリ(Rosa moyesii hillieri)     2016/5/20






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ロサ・モエシー・ヒリエリ(Rosa moyesii hillieri)                         2016/5/18







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ロサ・モエシー・ヒリエリ(Rosa moyesii hillieri)                         2016/5/18






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ロサ・モエシー・ヒリエリ(Rosa moyesii hillieri)                         2016/5/26







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ロサ・モエシー・ヒリエリ(Rosa moyesii hillieri)                         2016/5/23



今日は午後から1時間ほどバラ畑に出てみましたが気持ちよく体を動かせてすっきりしました。
いよいよ明日から頑張るぞと思ったのですが天気予報は明日も明後日も雪模様です。
その後は本格的な寒さがやってくるとか・・・。
年末には順調に作業が進んで例年よりも早い仕上がりだと思っていたのに
一気にブレーキがかかってしまいました。

例年並みになっただけと思ってゆっくりやりましょう。






あけましておめでとうございます

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                                 2016/5/30

あけましておめでとうございます。

今年の三が日は晴れて風もない穏やかな日が続きました。
この一年も何事もなく過ぎていくことを願っています。

早いものでバラ栽培を始めて12年目に入ります。
どうしてわかるのかというとハリーが3月で12歳になるからなのです。
バラ栽培はハリーと共に年を取っていくのです。

バラ畑は珍しく模様替え中です。
そうは言ってもぱっと見には大きな変化は見えないでしょうが
自分としては力が入っているつもりです。


↑の画像は今年の年賀状に使った昨年のバラ畑です。
この春には満足できる光景が見られるかどうか・・・
過剰な期待はせずに自然体でいきましょう。


今年もよろしくお願いします。



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Author:paper moon
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