バラの芽傷処理

古くなった枝の希望の場所にシュートを出させるやり方として
芽傷をつけるというやり方があると知って実行した結果成功したので書いてみました。
芽傷をつけるというのは枝がほしいところにある休眠している芽の上を傷つけることによって
芽を覚まさせるというやり方です。

バラは古くなるとシュートの更新ができなくなって下枝がなくなりバランスが悪くなります。
我が家でも10年を超える古株が多くなり特に下枝のないつるバラが目立っています。
何とかしたいと思っていたところ高木絢子さんが芽接ぎをして下枝を作るということをしていることを知り
さっそく私も実行してみようと思ったのでした。

ところがその後にnagukanさんのブログで枝をほしいところに芽傷をつけて
芽を出させるというやり方が紹介されていたのを見つけました。
nagukanさんの記事は→こちら

ミーハーな私はすぐにこの方法に飛びついたのです。
nagukanさんのブログではこれ以外にも書かれていたと思うのですが今回は探せませんでした。





DSC_0130-s_2017041621044473b.jpg
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今回やったのはつるアイスバーグです。
10年選手の灰色に変わっている幹、茶色で緑色が残っている幹
それにまだ緑色が多く残っている幹の3本を選んでみました。
しかし灰色に変わっている幹は休眠している芽がどこにあるのかわからない状態で芽傷をつけるのはあきらめ
茶色で緑色が残っている幹の二ヶ所と緑色が多く残っている幹一ヶ所の合わせて三ヶ所に芽傷をつけてみました。

傷をつけたのはいずれも地上50cmくらいのところで
目の細かいカナノコを使って休眠している芽の5mmくらい上を傷つけました。
傷の深さは形成層に達したと思われるくらいです。
ところで傷をつけた枝の太さは緑色が多く残っている幹で12mmで茶色で緑色が残っている幹は20mmです。

書き忘れていましたが実施したのは2月20日ころだったと思います。
この時期を選んだのは芽を刺激するということは芽が動く直前が良いのだろうと思ったからでした。
後から改めて芽傷について検索してみるとこの方法はブドウで実用化された技術だそうで
芽傷をつける専用の道具も市販されているようです。
そして芽傷をつける時期についてはブドウでは休眠が明けて水を吸い上げる一ヶ月前がよいとか
芽が動く前が良いとかいろいろ言われているということもわかりました。

バラの場合はどの時期が良いのかわかりませんが今回は三ヶ所ともに成功したので結果オーライでした。





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新芽が動き出した時期は確認していないのですが自然に伸びた新芽よりも10日くらい遅れて
このように伸びているのを確認しました。
茶色で緑色が残っている幹には二ヶ所傷をつけたのですが↑の画像を撮った時には
この芽の下のもう一ヶ所はまだ目の動きは見られませんでした。
しかし更に10日ほど後で見たときは新芽が動いていました。

画像では芽の上に二本の切り傷が見えますがこれは意図的に二本つけたというわけではなくて
最初につけた傷が芽から離れすぎていたと感じて再度芽の近くに切り傷をつけた結果です。

本当に何も考えずにほんの思いつきのようなかるい気持ちでやってみたら大成功だったということです。
これをビギナーズラックとでもいうのでしょうか。





208-s.jpg
つるアイスバーグ(Iceberg Climbing)                               2016/5/30

これに味を占めて来年はファンタンラトゥールで実施してみようと思っています。
書き忘れていましたが芽傷をつける枝は縦位置のもので横位置のものはよくないそうです。





こういう言い方は好きではないのですが
この内容を見てやってみようと思われた方は自己責任ということでお願いします。






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No title

paper moonさん こんばんは。

遅ればせながら、「Garden Diary」への掲載、おめでとうございました。
pepermoonさんの秘密のバラ園、じっくり拝見させていただきました。
こだわりのバラたちが、のびのびと枝を伸ばし、とてもおおらかに
溢れるように美しく咲いていて素晴らしかったです。

興味深い芽だしについてのことを取り上げてくださって
ありがとうございました。paper moonさんもおっしゃっているとおり
古い薔薇は株元から元気なシュートが出にくくなるので、私も悩みの種です。
げん骨剪定は勇気がいるので、思いきれないことがあるんですよね。
この方法はいいですね。私も自己責任で(笑)試してみたいです。
試すなら、やっぱりファンタン・ラトゥールでしょうか?

薔薇の季節が始まりましたね。
素晴らしいシーズンになりますように・・・。

rose

Re: No title

roseさんへ

こんばんは。

> 遅ればせながら、「Garden Diary」への掲載、おめでとうございました。
ありがとうございます。
我が家では永久保存版だと言っています。
見た目よりもきれいに撮っていただき冥途の土産だと思っています。

芽傷をつけるというやり方は聞いたことがなかったのですがやってみると意外に簡単に成功して驚いています。
これが正しかったとすれば本当に有効な方法ですね。
これまで特に反響がなかったのでそれほど喜ばれる内容ではなかったのかと思っていたのですが
こうして期待していただけると嬉しいです。

ファンタンラトゥールは来春やってみるつもりですが枝が1cm程度なのでちょっと心配なのです。
細い枝だとうまく芽が動かないと枝枯れしてしまう恐れがあるそうです。
いずれにしてもやってみなければわかりませんのでお互いに自己責任ということでやってみましょう(笑い)。

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