たまには本の話を

しばらく前に池袋のジュンク堂で暇つぶしをしていました。
そこで目に入ったタイトルが「コーヒーテーブル・ブックス」。
コーヒーそして本と好きなものが二つも並んだタイトルに
何の迷いもなく手に取ったのでした。


DSC_0013-s_20120227180554.jpg

コーヒーテーブル・ブックス(堀部篤史著、mille books刊 2007/6/30)は
装丁も製本(ペーパーバック)のスタイルも1960年頃を感じさせる雰囲気があり
今風でない雰囲気も気に入ったのでした。

内容は一つ一つが新鮮なことばかりで
文章が独特の語り口で読みやすく一気に読んでしまいました。

まずはコーヒーテーブル・ブックスの意味です。
序文の最初に説明されていますが
きちんと定義されている言葉なのでした。
それは
「持ち上げて読めないほど重量感のある、大判で図版が満載の豪華な本。
内容は適度にエキゾチックで、大衆がうらやむよううなライフスタイルが
描かれており、たいていの写真は芸術的でインスピレェーションに満ちた、
というよりもごく凡庸なものである。つまり、インスタントかつ安全無害な
空想に束の間耽ることが出来る本、それがコーヒーテーブル・ブックである。」
というものだそうです。

富豪の家の応接室のコーヒーテーブルに置かれ来客の手慰みになるような本
のことだということも説明されていました。

筆者はこのような本を頭に入れて
この本では
持ち歩いて読むには重すぎる、もしくは文庫本のように乱暴には扱えない
ちょっと珍しいもの、
実用や芸術性を離れてそこにもうひとつの物語を読み取ることのできる本、
持っていたって役に立たないけれど、
書斎やリビングにおいてあるとちょっと嬉しい、
そんなビジュアルブックを紹介しています。
ここでは写真集や、デザイン書、絵本など23点が取り上げられています。

私には書かれた内容がすべて新鮮で「へぇ~」という声を出してしまうものばかりでしたが
そこからさらに頭の中に入ったことを書いてみます。


「失われたダイナーを求めて」
この中でダイナーという言葉を知りました。
ダイナーとは「食堂車」が語源でだそうです。
アメリカで鉄道が発達した19世紀後半にできた食堂車が
自動車の普及によって食堂車がそのまま路上沿いに固定されるようになり
それを路上型に改良した誰にでも親しみやすい軽食堂を
ダイナーと呼ぶとのことです。

個人経営のこのような食堂は
その後でてきたファーストフード店に太刀打ちできず減少してきているのです。

このタイトルの内容は消えゆくこのようなダイナーを訪ねる旅を記録した
本の話だったのです。

私にはダイナーという言葉はここで初めて知りました。
日本ではファーストフード店はあたりまえですが
ダイナーというアメリカ人にとって郷愁を誘うというこのような店のことを
全く耳にもしないのは不思議ですね。



このほかにも「ティファニーのテーブルマナー」の本の話とか
「Rock And Other Four Letter Words」の
フォー・レター・ワードのことなど
書きたいことがたくさんあるのですが長くなったので
今回はこれまでとします。



今日は晴れていたのですが
西北西の強い風のせいで体感的には零下の気温だと感じました。
この中でバラの移植用の穴を5つ掘りました。
久しぶりの力仕事で足の内腿が痛くなってしまいました。
こうして春に向かって体力がついてくるのでしょうか。
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