同名異種か?

バラの名前は同じ品種でもいくつかの名前を持っているというのは珍しくないし
名前は同じでも別の品種だということも珍しくはないでしょう。

またカナ表記の場合、ヘンリー・マーチンがアンリ・マルタンというように急に変わったり
これまでの呼び名が、あれは間違いで実は〇〇というのが本当の名前ですということもよくあります。

自分が持っているバラの名前がこのようなことに該当した場合
あっさり変更てしまうかそのままにしておくか悩んでしまいます。
実際にはケースバイケースでやっているというのが実際のところですが…。

最近このような悩みの種になるバラが出てきたのです。
ティー・ローズのオディ・ピンク(Odee Pink)という名前で購入したバラです。



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オディ・ピンク(Odee Pink)                 5/25

もう4,5年前に国内のナーセリーから購入したもので
葉が小さめでイメージはチャイナのような感じでが特徴的です。
コンパクトにまとまり現在の地植えしている大きさは1×1m程度で
私のお気に入りのバラの一つです。


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オディ・ピンク(Odee Pink)                                   5/31


このバラが同名異種なのかどうかという疑問を抱かせたのが
くらままさんのMa Petite Terraseというブログにでてくる
オディズ・ピンク・ノワゼット(Odee's Pink Noisette)という名のバラのなのでした。



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オディ・ピンク(Odee Pink)                  5/31

6月27日にも記事と共に画像が出たので
思いきって同名異種の品種なのかどうかお尋ねしてみました。

まもなくコメント欄にていねいなお返事をいただくことができました。



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オディ・ピンク(Odee Pink)                  5/30

くらままさんの持っておられるバラはフランスのナーセッリーから購入したものだそうで
私の購入ルートとは違っていたのですが
思いがけず予想外だったのは海外情報をいくつも調べてくれていたのでした。



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オディ・ピンク(Odee Pink)                   6/4

6月30日にはオディ ピンクはどこ?というタイトルで
さらに詳細に調べた内容をUPしていただいたのでした。

その結果、くらままさんはティーのOdee Pinkはアメリカ テキサス州の複数の個人宅の庭で見つかった
ファウンドローズであるということ以上の確かな情報はなく、
Thomas Affleckという人が1858年ころにその地に設立したナーセリーが
保有していた品種ではないかと推測されるとおっしゃっています。



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オディ・ピンク(Odee Pink)                                   6/5

アメリカではこの時代は南北戦争(1861年~)があり、
南部のこのナーセリーは時代のしじまの中で消えて行ったのでしょう。
くらままさんはこのような経過の中でひっそりと引きつがれてきたのだろうと推測しておられました。

ちょっとしたきっかけでOdee Pinkと呼ばれたバラの
壮大な歴史の流れの中で生き抜いた歴史を知ることができました。

改めてくらままさんに御礼申し上げます。


くらままさんのブログでは関係する資料にリンクしていただいています。
私も開いてみましたが見るだけで読むことができないので
残念ながらそれ以上理解することができないのでした。

興味のある方はぜひクラママさんのブログにいって
Odee Pinkの数奇な運命の一端を覗いてやってください。
バラの歴史のロマンを感じることができるのではないでしょうか。

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こんばんわ♪

わぁ~い! 
こちらで くらまま様のお名前を拝見できるとは
なんだか 嬉しくなりました♪

くらまま様のブログも素敵ですよねぇ~

1つ1つのことに とても深く
調べたり、考えたり、実践されたりしているので
いつも うなりながら読ませていただいてます。

オディ・ピンク様 とてもやわらかいピンクですねv-353

バラの品種ってものすごい数ありますが
お店の事情や、人気の有無で
いともかんたんに絶滅してしまいますものね…
数奇な運命をたどって
paper moon様のお庭にたどりついた
オディ・ピンク様は ラッキーでしたね! 

Re: こんばんわ♪

メアリーさんへ

こんばんは。

あふれかえるような4周年のお祝いのコメントにてんやわんやのはずなのに
遊びに来ていただきありがとうございます。

メアリーさんもくらままさんのファンだったのですね。
本当に真面目な方だと感じさせるところがいいですね。

> オディ・ピンク様 とてもやわらかいピンクですねv-353

メアリーさんお好きなタイプとは違うでしょうが
現代のバラにはない良さが好きなのです。

今回は思いもかけずバラの奥深い歴史の一端を垣間見ることができ
興奮状態がまだ残っています。
南北戦争→風と共に去りぬ→→スカーレット・オハラ→→ビビアン・リー→→クラーク・ゲーブルと
止めどもなく膨らんでいくイメージの中に
ナーセリー→→オディ・ピンクと続く思いが加わったのでした。

> バラの品種ってものすごい数ありますが
> お店の事情や、人気の有無で
> いともかんたんに絶滅してしまいますものね…
> 数奇な運命をたどって
> paper moon様のお庭にたどりついた
> オディ・ピンク様は ラッキーでしたね! 

これまで日本のナーセリーで取りあつかっているティー・ローズと比べて
なんら遜色ないので徐々にでも取り扱いが増えてくれればいいと思っています。

そのうちにメアリーさんのお好きなERの画像もUPしますので見てください。



薔薇と人の歴史

こんにちは。
この度のこと、丁寧にご紹介くださりありがとうございます。
控え目ながらも愛らしく美しい Odee Pink が
こんなエピソードをもっていたなんて、ほんとうに驚くばかりです。

paper moon さんのお庭で 、Odee Pink は
たくさんの光を浴びてのびやかに咲いているのですね。
私も、我が家の Odee's Pink Noisette を
こんなふうに咲かせてあげたいです。

世界の各地で、いつの時代にも、そしてきっとこれからも
薔薇は人々の喜怒哀楽を受け止めてくれるのでしょう。
メアリーさんがおっしゃるように、
人に運命を左右される薔薇たちでもあります
薔薇こそが、人々よ平和であれと思っているかもしれませんね。

Re: 薔薇と人の歴史

くらままさんへ

こんにちは。

ようこそ、おいでいただきありがとうございます。

このたびは自分ではできない海外の情報を調べていただきありがとうございました。
アメリカの南北戦争にからんだバラの歴史の流れを知って興奮してしまいました。
このことで我が家のOdee Pinkが特別に愛おしくなってしまいました。
これからも大切に育てていきたいと思っております。

> 世界の各地で、いつの時代にも、そしてきっとこれからも
> 薔薇は人々の喜怒哀楽を受け止めてくれるのでしょう。
> メアリーさんがおっしゃるように、
> 人に運命を左右される薔薇たちでもあります
> 薔薇こそが、人々よ平和であれと思っているかもしれませんね。

重みのあるお言葉です。
たぶんくらままさんよりも年長の私としては
本当に平和を願わずにはいられません。

これからもご指導のほどよろしくお願いします。
プロフィール

paper moon

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