秋山庄太郎風のバラの写真の撮り方

10月は行事が重なってやたらと忙しかったという印象だったのですが
11月に入っても忙しいです。

2日はわたらせ渓谷でトロッコ列車に乗ってきました。
3日は秋山庄太郎写真芸術館でワークショップに参加。
4日はせっかく上京したのだからということで
横浜イングリッシュガーデンを見に行き
戻ってから銀座のファンケル銀座スクエアで
オータムローズガーデン2014を見て
さらに三菱一号館美術館でボストン美術館ミレー展を見たのでした。

今日はこれらの中から秋山庄太郎写真芸術館のワークショップについてUPです。



秋山庄太郎写真芸術館でフォトアート講座 「薔薇づくし」と題して
秋山庄太郎風のバラの写真の撮り方のワークショップがあると知って参加したのです。

会場は地下鉄の表参道で降りて徒歩7分とのことでしたが
通りは高級ブティックが並んでいて田舎者には目を見張ることばかりでした。

秋山庄太郎写真芸術館は4日は休館日で受講者と指導される先生方だけという
静かな環境で行われました。

なんと受講生5名に指導される先生方は7名という豪華版だったのです。
簡単な講義の後1時間にわたって3種類の秋山庄太郎風撮影方法を実習しました。

秋山庄太郎は植物図鑑的ではない芸術作品としての「花」写真を追求したと説明をうけましたが
植物図鑑的に撮っている私としては興味津々でした。




002-s_2014110517444636b.jpg

この画像はドラマティック・ライティングと呼ばれるもので
背景に布を使って撮影しました。

効果的な模様にできず悪戦苦闘。




025-s_20141105174447704.jpg

続いて「俯瞰・白トバシ」といわれる手法です。
蛍光灯の上に曇りガラスを載せた台を用意しその上にバラを載せて撮ると
背景が白く抜けて撮ることができるとのことでした。

この手法は秋山先生がルドゥーテの絵のようにバラを撮ろうと思って考えられた方法だそうです。
今ならパソコンで簡単に抜き取ることができますが
やっぱり違う印象に撮ることが出来るのでしょう。




033-s_20141105174449aa4.jpg

気持ちに余裕がなくライティングに失敗です。

今回の撮影装置はプロ用のものではなくて
素人が揃えられるレベルのものを用意したそうですが
具体的な金額等は聞きそびれてしまいました。




043-s_20141105174450b5d.jpg

続いて背景を用いた「写真生け花」です。
背景を何種類か変えて撮りました。
背景の用紙の角度を変えることで背景の雰囲気が変わります。
背景を持ってくれるのはアシスタントになっていただいたプロの先生です。

えらそうにもっと右とかもっと下とかファインダーを見ながらお願いです。
先生はプラス補正を2/3とか適切なアドバイスをしながら背景を持ってくれたのでした。




047-s_20141105174545de7.jpg

背景が黒いほうが秋山庄太郎風に見えませんか。




081-s_201411051745477cd.jpg

霧吹きで水滴を付けて秋山庄太郎風のつもりです。




093-s_201411051745497a5.jpg

こちらもライティングの配慮が充分ではないです。
帰ってきて改めて見てみるとどれもとりあえず秋山庄太郎風に撮っただけだと実感しました。


最後に自分が撮った中から一枚を選んでプリントしていただきました。
この写真を見て講評していただいたのですが
ほかの方の作品と比べて
やっぱり自分の撮り方は手ぬるいというか甘いと思うのでした。
ただ撮ったということでお終いではなくて
絞りとか光の方向とかもう少し詰めてきちんと撮るという姿勢が大切だと感じました。




098-s_20141105174550028.jpg

講評の後は秋山庄太郎のお嬢さんが作られたスコーンに
バラジャムとバラの花びらの入った紅茶をいただき散会となりました。


なんと帰ってから撮影の練習に使ってくださいと
9本も入ったバラの花束とオアシスまで頂いてきたのでした。
「写真生け花」はオアシスにバラを挿して撮っているのです。


さらに秋山庄太郎のバラの写真やポストカードもいただき
ワークショップに参加したというよりは
思いもかけないおもてなしを受けたという気持ちで帰ってきたのでした。

スタッフの方々はみなアットホームな感じで
気持ちよく勉強させていただいたことに感謝していることを書き添えておきます。


ワークショップの最後に秋山庄太郎が愛用したという
ソフトフォーカスレンズでの撮影体験があり
自分が撮った画像をプリントしてもらったのですが
興奮していたのでしょうかおかしな構図で撮ってしまったのでUPしませんでした。
今はもう売られていないレンズだとのことですが(売られていたとしてもかなり高価でしょう)
さすがにいい感じで撮れるものでした。


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懐かしいです。

papermoonさんへ。
おはようございます。
スッカリご無沙汰しています。お元気ですか?
相変わらず精力的に活動されていますね。
素敵な体験をされたようで羨ましいです。
やっぱり、日頃アンテナはキッチリ張っていないとダメですね(苦笑)
僕がブログを始めるチョッと前、
背景を白く飛ばして薔薇を撮っていた時期がありました。
その翌年は背景を黒に……ブログで使うことなど考えず、
ただ、自分の記録用に薔薇だけを際立たせたい……。
そう思って自分なりに工夫して撮っていた覚えがあります。
今の写真と比べると全く作風が違います(笑)
人間、変われば変わるものですね。
写真は光線と構図が命……。
自分で照明を当てられると却って戸惑ったりして(苦笑)
いいお話を聞けました、どうもありがとうございます。

ブノワ。

芸術の秋ですね

paper moonさま
おはようございます

猛烈にパワフル!

是非、見習いたいですが....。

新しい分野に挑戦ですね
背景を変えるとお花もドラマチックになったり、ルドゥーテ風になったり、
楽しいです


Re: 懐かしいです。

ブノワ。さんへ

こんにちは。

懐かしいですとのこと何のことかと思ったら
ブノワ。さんも秋山庄太郎的な撮影をしていたことがあったのですね。
本当に今の作風からは想像もできません。
たまには先祖がえりでUPしてもらえたらみな喜ぶのではないでしょうか。
もっとも背景が黒というのはこれまでにもUPされていましたね。

秋のイコロたっぷり堪能させていただきました。
気合の200枚に圧倒されましたね。
静謐な佇まいを感じて行ってみたいと強く感じました。
予定では来春なのですが実現するかどうか……。




Re: 芸術の秋ですね

ゆめさんへ

こんばんは。

パワフルだと言いたいのですが
疲労が蓄積したのでしょうか風邪をひいてしまいました。
無理はできません(トホホ)。

挑戦というほど前向きではないのですが
勉強になったのは間違いありません。
今後に生かせればいいのですが
来春のお楽しみということにしておきましょう。


No title

素敵なワークショップに参加されたのですね!
生徒5人に先生7人…
まるで インフルエンザ流行中の保育園みたいヽ(*´∀`)ノ

(あ、変な例えですみません。
 末娘がゼロ歳のとき、みんな休んでしまって
 クラスに娘一人、先生3人にアルバイトさんという
 超豪華保育になった時がありまして~
 ちなみに彼女は0歳~3歳の3年間で
 2日しか休みませんでした。ツワモノです。)

それにしても先生7人に見守られて
背景をもってくださっている方も先生となれば
緊張しますよねぇ~!
私だったら、三脚使っても手ブレしてしまいそうですw

写真って、人によって好みやクセがありますよね♪

私は papermoon様の
バラ畑の写真大好きです!

Re: No title

メアリーさんへ

こんばんは。

お忙しいところ遊びに来ていただきありがとうございます。
もう新しい仕事は慣れましたか。

今回は本当に勉強になりました。
もともと植物図鑑的に写真を撮ろうと思っていたのですが
一歩前に出るためにはいわゆる芸術的な撮り方も知ったら
役立つのではないかという気持ちで参加したのです。

自然の光ではなくて自ら設定した光で撮るということは
自然界では気にしない(あきらめている)条件を
はっきり意識することができるということを実感しました。
そして屋外でもあきらめずにもう一歩こだわって撮る努力が必要だと
思わせてくれました。

でも帰ってきてから撮っている写真は変わり映えしません。
そのうちに変わったようでしたらご指摘を頂けると嬉しいです。

> 私は papermoon様の
> バラ畑の写真大好きです!

そう言っていただきうれしいです。
自分ではもう少し柔らかな雰囲気を出せるようになりたいと思っているのですが
どうすればいいのかという方法はないみたいです。

これからも暖かくそして厳しいご意見をお願いします。
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