北海道の秋(北大構内)

今回札幌に行くにあたって秋の北大構内を撮るというのが目的の一つでした。
そのため北大正門前のホテルを予約し天気のチェックも何度もしたのでした。
ところが前日の天気予報では雨で雪に変わる恐れもあるとなっていて
あわててマフラー、手袋さらに貼るカイロを用意しました。

13日の朝早くホテルの窓から外を見ると青空が見えたのです。
天気予報が外れたのかと喜んでまずは外に出てみてどれくらいの寒さか様子を見ます。
結局マフラーと手袋といういでたちで6時半頃に北大の正門をくぐりました。

この時期に北大構内に来るのはたぶん長男が生まれた年に連れてきて以来でしょう。
それは11月3日で大きな楡の木の下で写真を撮ったという記憶が
なぜか今でも鮮明に残っているのです。





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正門を入って直進すると突き当りに農学部の建物があります。
この位置から撮る農学部が昔の絵はがきの定番でした。
しかし、見た通り建物はほとんど見ることができません。
中央にわずかに塔らしきものがみえますが
両翼に伸びている建物はまったく見ることができません。
植えられている樹木は楡の木ですが
乱雑にそれもいたずらにたくさん植えてあるという光景です。
昔は大きな楡の木が数本あるだけで絵はがきにもなるような光景だったのに
本当に残念な光景になってしまっていました。

以前はケンタッキーブルーグラスの芝生はきれいに管理されていて
目にも鮮やかだったのですが
今は落ち葉に埋もれてとても美しいとは言えません。

ここで一回目のショックでした。




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空は晴れ間が見えたのですがすぐに厚い雲に覆われてしまいました。
農学部を撮った場所の斜め後ろが古河講堂と呼ばれている古河財閥から寄贈された建物です。

後でわかったのですが見どころはこのあたりだけでした。
昔の古い学部の建物は農学部(内部は大幅に改築されているようです)を除いて
皆新しくなってしまっていました。





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昔、農学部の前にあったような大きな楡の木は以前はいたるところで目にしたものですが
今回はこの一本だけしか目に入りませんでした。
たまたま寿命で更新中なのかもしれませんが残念でした。





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大学の中はほぼ中央を南北に一直線に中央道路と呼ばれる道路が通っています。
ひたすら北上するとこんな看板がありました。
ここで横道にそれてポプラ並木へ行ってみました。




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ポプラ並木は農場の中にあり牧歌的な雰囲気が北海道的だということで人気がありました。
今回行ってみて案内板を見てそうだったのかと再認識したことがありました。
平成16年9月8日18号台風によって
51本あったポプラのうち19本が倒れるという出来事があったが
同窓生や市民の援助によって無事植栽されて今日に至ったとのことでした。
平成16年といえば私はすでに札幌を離れていたのです。

肝心の景観はというとこのような状態です。
若くて樹勢の強い木があるのでしょうか牧歌的な印象とは程遠い印象です。
ここで感じた興ざめの印象は周りの農場の印象からも増幅されたのです。
昔は実験中なので作物を取らないでくださいという看板があるくらい
いろいろ栽培されていて広々としたきれいな圃場でした。
ところが今回行ってみたら圃場とはいえない耕作放棄地の状態で荒れ果てていたのです。
研究棟など視界を遮るものも多く完全にイメージを覆されてしまいました。

ここで二回目のショックでした。




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中央道路の突き当りが北18条通りで向かいは昔第二農場と呼ばれていたところに出ます。
ポプラ並木のあたりから青空が見え始めここまで来たときにはよく晴れていました。

正門が北9条ですから一条が100mとすると1kmほど歩いたことになるのでしょうか。
第二農場は牧場だったところでアメリカンスタイルの牧草を貯蔵する建物など
写真の被写体としても見どころがあるのですが
9時から開くということでここから引き返しました。

この白い建物は現在は管理事務所になっているようですが
アメリカンスタイルの建物のようです。




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中央道路の両脇の木々は紅葉していました。
ごらんのように皆若い木です。

8時頃だったでしょうか、学生や教官が歩いています。




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中央道路の両側にはほぼ切れ目なく研究棟が立ち並んでしました。
昔はぽつりぽつりと学部の建物があっただけで風情があったのです。
研究棟はここに載せたような建物のように名前を見ても
なにを研究しているところか想像もつかない名前ばかりでした。

ここで三回目のがっかりです。




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北14条通りには銀杏並木があります。
ここは以前と変わっていませんでした。
色づくのは10月下旬とのことでちょっと早かったです。




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ここは最初に載せた農学部の右手にある建物です。
この斜め向かいにクラーク博士の胸像があるのです。
見てわかるように頭上は晴れているのに奥は黒い雲に覆われています。
このあとすぐに雨が降り出しました。
この日は一日激しく変化した荒れ模様だったのです。




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昔は観光客がガイドさんの案内でここまで来て記念写真を撮っていました。
今は羊が丘に立派な観光写真用のクラーク像があるので
わざわざこの像を見に来る観光客はいないのではないでしょうか。

このあと急に強い雨が降り出したので急いでホテルに戻りました。




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ホテルに戻って朝食後外を見るとまた晴れていたので
12階の窓から北大を撮りました。
右下に正門が見えています。

こうして楽しみにしていた北大構内の撮影は終了しました。
それにしても三回もがっかりさせられてしまい落胆の度合いは大きかったのでした。


冒頭で何十年も前の11月3日に大きな楡の木の下で
長男の写真を撮ったという記憶が鮮明に残っていると書きました。
実はこの記憶についてつれあいはかねがね北大植物園だったのではないかと言っていたのです。
今回構内を歩いてみてどうも私の勘違いで北大構内ではなくて
北大植物園だったのだろうと思うようになっているところです。


次回は大通公園です。
バラも少し出てきますよ。


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お帰りなさい

paper moonさん
お帰りなさい。「北海道の秋(北大構内)」の記事拝見しました。
北海道への深い思いが伝わってきました。今はどうあれ心の中の北海道は
永遠ですね。思い違いはたぶん奥様の記憶どおり北大植物園ではないでしょうか。お二人で大切な記憶をたどってください。
北14条通りの銀杏並木素敵です。色づく様子を想像しています。次回の大通公園、楽しみです。

Re: お帰りなさい

yutorieさんへ

こんばんは。

「北海道への深い思い」ですか。
言われてみるとそうかもしれません。
離れてみると思いが募ると言いますがそういうことかもしれません。

話は違いますが別所線初めて出してみることにしました。
一応ご報告まで。

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