エディーズ・クリムソン


寒い寒い。
今日も快晴なのに昼には北西の風5mで最高気温は1℃。体感温度はもちろんマイナスです。
明日の午前中まではこんな天気らしいですね。
近くの果樹園ではこんな寒さでもチェーンソーの音を響かせて剪定をしていましたが
私はひたすら冬ごもりです。
明日の午後からは気温もあがってきそうなのでバラかリンゴの剪定をしたいと思っていますが・・・。
果たしてどうなるでしょう。

今日のバラはエディーズ・クリムソンです。
昨年根元から折れてしまったロサ・モエシー・ヒリエリの後釜にしようと思っているバラです。
モエシーの交配品種というだけあってモエシーよりも華やかです。




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エディーズ・クリムソン(Eddie's Crimson)               2017/5/21

今のところは鉢に入っているのですがそれでも2..5mくらいまで伸びています。





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エディーズ・クリムソン(Eddie's Crimson)                2017/5/25





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エディーズ・クリムソン(Eddie's Crimson)                2017/5/24


MRよりもORに興味があるせいでしょうか、この明るさというか派手さはちょっと好みのわかれるところです。
自然樹形で育てた時の派手さを想像すると地植えしようかどうかちょっと逡巡してしまいます。




菫色の女王

このところ日中は良く晴れて気温も10℃近くまで上がりつるバラの誘引がはかどっています。
今日はグラハム・トーマスまで終わって残りはフランソワ・ジュランビルとつるサマースノーの
アーチだけとなりました。
こんなに順調に誘引が進むということはなかったのでどうしてだろうと不思議に感じています。
一番の理由は昨年すべてのつるバラにカミキリムシの幼虫が入ったと思えるくらい甚大な被害があったことから樹勢が衰えシュートが出なかったものが多く作業量が減ったのだろうと考えています。
もう一つの理由は例年になく早く葉が落ちたので誘引作業に入ったのが早かったということだったと思っています。


さて、今日のバラは日本語に訳すときれいな名前だと感じるバラの一つのレーヌ・デ・ヴィオレットです。





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レーヌ・デ・ヴィオレット(Reine des Violettes)              2017/5/24

以前、「ROSA GALLICA」に出ていたヴィオラセ(Violacea)に一目ぼれして大騒ぎして手に入れたことがありましたが、
そのときバラ友さんからムックの「My Garden」Vol65の表紙に出ていたでしょうと教えていただきました。
確かに表紙を飾っていたバラはヴィオラセだったのですがこの表紙からはビビッと来るものはありませんでした。





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レーヌ・デ・ヴィオレット(Reine des Violettes) 2017/6/9

不思議なもので一度これはと思ってしまうと同じようなバラに気が向いてしまいます。
以来ガリカやモスの紫色のバラを買い集めたものです。





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レーヌ・デ・ヴィオレット(Reine des Violettes)             2017/7/13

しかし、レーヌ・デ・ヴィオレットは夢中になって集めたバラの一つではなくて
たまたま秋に行ったガーデン・ソイルで安売りをしていたバラの中から手にしたバラだったのです。





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レーヌ・デ・ヴィオレット(Reine des Violettes) 2017/7/28

しかし今では紫色の系統のバラの中ではヴィオラセを差し置いて一番のお気に入りです。
特別色が濃いわけでもないのですがなぜか目を引くのです。
名前が「菫色の女王」というのも気に入っていますが返り咲きするのもうれしいです。





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レーヌ・デ・ヴィオレット(Reine des Violettes) 2017/8/23




明日からは大寒らしい本格的な寒さになるようです。
残りのつるバラの誘引はいつ終わることになるでしょう。




貴族の名前を冠したバラ

数日前にバラの資料の探し物をしていたときに小さな紙きれに下記のような爵位とその英語名を書いたメモを見つけました。日本語と英語の対比をしたもので置いてあった場所から推測するとバラの名前に関係があるとして書いたものだったのでしょう。

公爵 デューク      公爵夫人 ダッチェス(デュセス)
伯爵 カウント(コンテ) 伯爵夫人 カンテス(コンテス)
子爵 ヴィカウント    子爵婦人 ヴィコンテス
男爵 バロン       男爵夫人 バロネス

そこでにわかに気になって持っているバラの名前をチェックしてみたところ
思いのほか多くのバラに貴族の名前を冠していることを知って驚いたのでした。
まず公爵の名前を冠したバラにデュック・ド・ギュッシュがありました。
いままで見ていたバラがギュッシュ公爵ということになるとイメージが変わります。
公爵夫人はデュシス・ド・ブラバンをはじめ4種類ありました。
このほかコムテス・ド・ミュリネ、バロネス・ロスチャイルドとあわせて7本があったのでした。





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バロネス・ロスチャイルド(Baroness Rothschild) 2017/6/16

これらのバラは1800年代の中期当たりに作出されたバラでバラの作出者は
貴族の名前を付けて高く売りつけたのだと何かの記事で読んだという記憶があります。
しかし、このような爵位を付けたバラがすべて育成者の売らんがための魂胆でつけられた名前ではないでしょう。
たとえばバロン・ジロー・ド・ランは1897年に発表されたバラですがジロー男爵が活躍したのは1830年の7月革命のころだそうですからこの名前はジロー男爵を顕彰して付けられたのではないでしょうか。





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コムテス・ド・ミュリネ(Comtese de Murinais)             2017/5/31

オールド・ローズ花図鑑を見ると爵位のついたバラがたくさんあります。
19世紀と言えばフランスは王政から共和制に変わっていく激動の時代だったはずで
それでも金持ちの貴族がいたということでしょうか。





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デュシス・ド・モンテベロ(Duchesse de Monntebello)         2017/6/1





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デュック・ド・ギィッシュ(Duc de Guich)                2017/6/3

このバラがギュッシュ公爵です。
ギュッシュ公爵夫人、デュセス・ド・ギュッシュと言った方がよいイメージではありませんか。


売らんがために付けた名前といえばグレイト・メイデンズ・ブラッシュの旧名ではないでしょうか。
このバラは作出者不明の古いバラでたくさんの別名を持っているバラなのです。
メイデンズ・ブラッシュはオールド・ローズ花図鑑では「頬を染めた乙女」、「ばら色の頬の乙女」、「乙女の恥じらい」といった意味だと書いていますが最初にフランスでつけられた名前はキュイス・ド・ニンフといい「ニンフの太腿(ふともも)」という意味だそうです。
これも貴族の関心を引くために付けられたのだと書かれていた文章を読んだことがあります。
さすがにこの名前は受け入れられなかったようでヨーロッパを流通するうちに「ラ・ヴィルジナル」など多くの名前に変えられた後
メイデンズ・ブラッシュという本来のイメージの名前に定着したという経過があるのでした。
ピーター・ビールスはアルバ・ローズのすべての長所を備えていると賛美した美しいバラなのにとんだ名前を付けられたものです。
なお蛇足ですが「香りの薔薇」(2004)の中にメイデンズ・ブラッシュの兄弟株にキュイス・ド・ニンフ・エミュ、「ニンフの揺れる太腿」という名前のバラがあると書かれています。



名残のローズヒップ

昨夜からの雨も上がって最低気温も5℃ということでさわやかな朝。
こんな朝は昨年の11月までさかのぼらないとないのではないでしょうか。

雨上がりの中久しぶりにカメラをもって出てみました。
剪定、誘引という中でこれと言って絵になるものはありませんがいくつかをUPします。




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エリ・エステラ(Eri Estera)                         1/9

ローズヒップはほとんどの品種が溶けてしまっているのですがエリ・エステラはしっかり形を保っています。





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アルバ・マキシマ(Alba Maxima)         1/9

エリ・エステラのそばのアルバ・マキシマのローズヒップは溶けていますがいくつかは形を保っています。





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ジェネラル・カバイニャック(General Cavaignac)  1/9

硬い蕾ですがまだ色が残っています。






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ローズ・ディヴェール(Rose d'Hiers)                    1/9  

昨夜の雨が滴となって残っていました。


       

ローズ・ディヴェールは日本語では「冬のバラ」という意味だそうです。
はじめてこのバラの名前を知ったときはあまりにもぴったりの名前でぞくぞくしたものです。

昨年の開花状況をUPします。




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ローズ・ディヴェール(Rose d'Hiers)                  2017/5/26






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ローズ・ディヴェール(Rose d'Hiers)                  2017/6/1

咲き出しの少しピンク色が入っているところが何とも言えません。





今日も夕方になって散歩をしました。
ハリーのいた時は何をさておいても散歩に行っていたのですが
今では一人でぽつぽつと散歩をしています。
気が向いたところを歩いているのですがやっぱりハリーと散歩していたコースが落ち着くのです。
つれあいはそれでは短いのでもっと歩けというのですが・・・。


去年のバラ畑は

正月三が日も明けて昨日から剪定を始めました。
年末は例年になく寒いと言い訳して何もしなかったのですが年が明けたら
そんなことも行ってはいられません。

この冬はなぜか例年に比べて落葉するのが早いのです。
このためいつもならば落葉の早いつるバラの誘引から手を付けるのですが
今年はブッシュタイプのバラの剪定から手をつけました。

画像は何をUPしようかと悩んだのですが昨年の春の経過をほぼ一か月間隔で載せてみました。





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                                    2017/1/9

昨年は雪の多い年でした。
でもまとめて降るということはなくて一度に10~20cm程度の積雪で道路は数日で溶けるという状態だったので数年前の大雪で大騒ぎというようなことはなかったのでした。
この時点では剪定は何も手を付けていなかったようですね。




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                                    2017/3/8

昨年の剪定・誘引は2月中旬には終わっていたはずで例年通りと言えたと思います。





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                       2017/4/30

4月前半は3月と変わらない光景だったというこだったのでしょう画像はありません。

下旬になると新葉の展開時期でアブラムシが大増殖します。
殺虫剤は基本的には使わないようにしているのですがこの時期はテデトールでは間に合わず
アブラムシ用の殺虫剤を散布しています。





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                                   2017/5/13

5月に入ると一気に緑が濃くなります。
この場所はORの場所ですがこの時期のこのイメージが一番好きです。





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                                   2017/5/31

5月下旬になると最盛期を迎えます。
この時期にはもう緊張の糸が切れてだらだらの気分になってしまっているのです。



今年もこんな流れで春を迎えるのでしょう。
昨年は4月、5月と雨が降らず強乾燥状態でよい花が咲かなかったのですが今年はいつも通りの花が咲いてくれるのを期待したいです。





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